QuickSight で日時フィールドを使った秒単位での集約がサポートされたので試してみた

QuickSight で日時フィールドを使った秒単位での集約がサポートされたので試してみた

Clock Icon2021.03.31

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

いわさです。

QuickSightで時系列データを可視化する場合、日時フィールドでグルーピングして集計することが出来ます。
以前までは、以下のように年・四半期・月・週・日・時間・分を集計フィールドとして指定することが出来ましたが、「秒」での集約が出来るようにアップデートされましたので試してみました。

秒単位の時系列データを準備

Microsoft Excel で時系列の秒単位データを用意しました。
2台のセンサーから10秒ごとに温度を取得したときのようなケースを想定しています。
データ値は秒単位で大きく変動するような値にしました。

そのまま、データセットにアップロードしました。

分で集計

分ごとに集計し、平均温度を可視化させます。

分単位で平均すると、詳細な粒度での変化がわかりにくいですね。

秒で集計

では、秒で集計してみます。
集計フィールドの選択肢に「秒」が追加されているのでそちらを選択するだけです。

より詳細な粒度で可視化できるようになりました。
詳細な粒度の取り扱いが出来るようになって、データ量増加によるSPICE使用量の増加やダイレクトクエリでの遅延などは別途考慮する必要がありそうだなと思いましたが、ユースケースの幅が広がったと思います。

QuickSightは無料枠もありますので、ぜひお試しください。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.